このセクションでは、リファクタリングを使用して Java エレメントの名前を変更します。
1. |
「パッケージ (Packages)」ビューで、junit.framework.TestCase.java を選択します。 |
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そのコンテキスト・メニューから「名前変更 (Rename)」を選択します。 |
3. |
名前変更は、リファクタリング・アクションです。リファクタリングは、コードの構造を、意味上の振る舞いを変更しないまま 変更することができます。 「コンパイル単位の名前変更 (Rename Compilation Unit)」ダイアログの「組み込みエディター (Enter New Name)」フィールドに「MyTestCase.java」と入力し、 「次へ (Next)」をクリックします。 ![]() |
4. |
ワークベンチは、提示された変更を解析し、実際にこのリソースの名前を変更した場合に生じる変更点の プレビューを表示します。 コンパイル単位の名前を変更すると、他のコンパイル単位の import ステートメントが無効になります。 したがって、この場合には、名前変更を行っただけでは不十分となり、コンパイル・エラーが生じます。 ![]() |
5. |
リファクタリングの「プレビュー (preview)」ダイアログでは、提示された各種の変更点をスクロールして、 必要であれば変更を選択、あるいは選択解除することができます。 注: 通常、提示された変更点をすべて受け入れます。 |
6. |
「終了 (Finish)」をクリックすると、提示された変更をすべて受け入れます。 |
7. |
「パッケージ (Packages)」ビューで、新規に名前変更された MyTestCase.java ファイルを選択し、 そのコンテキスト・メニューから「リファクター (Refactor)」>「TestCase.java から MyTestCase.java への 名前変更を元に戻す (Undo Rename TestCase.java to MyTestCase.java)」を選択します。 ![]() |
8. |
リファクタリングによる変更が元に戻され、ワークベンチは以前の状態に戻ります。 コンパイル単位を変更して保管しない限り、リファクタリング・アクションを元に戻すことができます。 保管を行うと、リファクタリングの「元に戻す」スタックがクリアされます。 |