リソースは、ユーザー・ツールで定義された状態情報を保持するプロパティーを持つことができます。リソース・プロパティーは、さまざまなプラグインによって宣言、アクセス、および維持され、プラットフォームによって解釈されません。リソースがワークスペースから削除されると、そのリソースのプロパティーも削除されます。
リソース・プロパティーには 2 種類あります。
セッション・プロパティーによって、プラグインはキー値のペアに情報をキャッシュします。 値は任意のオブジェクトです。 これらのプロパティーは、メモリー内で維持され、 リソースがワークスペースから削除されたとき、またはプロジェクトまたはワークスペースを閉じると失われます。
永続的プロパティーは、リソース固有情報をディスクに保管するために使用します。永続的プロパティーの値は任意のストリングです。ユーザー・プラグインは、ストリングの解釈方法を決定します。ストリングの長さは短く (2KB 以下) 抑えされています。永続的プロパティーは、 ディスク上にプラットフォームのメタデータと共に保管され、プラットフォームのシャットダウンおよび再始動の間保持されます。
注 : 永続的ラージ・プロパティーがある場合、永続的プロパティー API を使用せずに、そのプロパティー自体でリソースとして公開する必要があります。
注 : ユーザー・プラグインの固有の ID でプロパティー・キー名を修飾する規約に従っている場合には、 プロパティー名が他のプラグインの ID と重複することを心配する必要はありません。
IResource はプロパティーを使用するためのプロトコル (getSessionProperty、setSessionProperty、getPersistentProperty、setPersistentProperty) を提供します。