置き換え

たとえば、大量に反映を加えたところで、受け取った file1.txt のバージョンが正しいものでないため、 以前のバージョンが必要であることがわかったとします。 ワークベンチのリソースは、リポジトリーにある同じ名前のバージョン管理されたリソースで置き換えることができます。 以前のバージョンにロールバックするには、次のようにします。 

1.

「ナビゲーター (Navigator)」ビューで file1.txt を選択します。

2.

このファイルのコンテキスト・メニューから、「置換 (Replace With)」>「バージョン... (Version...)」を選択します。

3.

「リポジトリー・バージョンとの置換 (Replace With Version in Repository)」ダイアログで、オリジナルの (一番下の) バージョンを選択し、「置換 (Replace)」ボタンをクリックします。

4. 「ナビゲーター (Navigator)」ビューのプルダウン・メニューから「バージョン情報の表示 (Show Version Info)」を選択します。

プロジェクト JanesTeamProject が HEAD ストリームに関連付けられていることが、ナビゲーターに示されていることに注意してください (#1 を参照)。 さらに、">" (#2 を参照) 標識を見ると、file1.txt を (前のバージョンで置き換えて) 変更したことがわかります。 

5. こうして置き換えが終わった時点で、この古いバージョンは予想していたほど良くはなく、 結局はストリーム内のバージョンのほうが適切であることがわかりました。 

「チーム (Team)」>「ストリームとの同期化 (Synchronize with Stream)」と選択してストリームにキャッチアップする代わりに、「置換 (Replace With)」>「ストリームの内容 (Stream Contents)」と選択します。 

file1.txt が更新されてストリームの内容と同じになり、 ストリームと自分のバージョンが同じになると、先頭の標識 ">" が除去されたことを確認してください。

ストリームと同期化する方法、ストリームまたはリポジトリー・バージョンと置き換える方法について学習しました。 また、ナビゲーターのリソースのコンテキスト・メニューから「比較 (Compare With)」を選択すると、 同様の方法でこれらのバージョンを比較することができます。