ワークベンチのセットアップ

PDE にワークベンチをセットアップするために、 最初に、デフォルトのワークベンチ・パースペクティブを使用することを想定します。  PDE は、ビューをさまざまに配置し、必要になるであろう他のビュー (「Java パッケージ」および「階層」) の プレースホルダーを定義する代替のパースペクティブを提供しています。 パースペクティブを変更するには、 「パースペクティブ (Perspective)」->「開く (Open)」->「その他... (Other...)」と選択し、 表示されるリストから「プラグイン開発 (Plug-in Development)」を選択します。

新規のパースペクティブの他に、PDE は 2 つの新規ビューを提供します。

「エラー・ログ (Error Log)」

エラー・ログ (Error Log)」ビューは、 プラットフォームまたはコードからスローされた内部エラーを捕そくします。  開発中はエラーが発生する可能性が高いので、これは役立ちます。 エラーが生成されると、 そのエラーがログ・ビューに追加されるので、それをダブルクリックして詳細に調べることができます。  また、エラーの処理が終了した後、このビューをクリアすることもできます。  同じ情報は、ワークスペースの .metadata のロケーションの .log ファイルに保管されますが、 「エラー・ログ (Error Log)」ビューの方がはるかに便利です。

「プラグイン・レジストリー (Plug-in Registry)」

プラグイン・レジストリー (Plug-in Registry)」ビューには、 プラグインが実行されているインスタンスのプラグイン・レジストリーの読み取り専用ビューが表示されます。 このビューは、プラグインが開始したかどうか、 どのようなプラグインのアーティファクト (拡張、拡張ポイント、ライブラリーなど) がプラットフォームに認識されているのかを、 ランタイムのプラットフォーム・インスタンスで確認する場合に役立ちます。 「レジストリー (Registry)」ビューで選択されているオブジェクトの詳細なプロパティーは、 「プロパティー (Properties)」ビューに表示されます。

デフォルトではこのレジストリーは、PDE パースペクティブに表示されません。  このレジストリーを表示するには、 「パースペクティブ (Perspective)」->「ビューの表示 (ShowView)」->「その他... (Other...)」と選択し、 「ビューの表示 (Show View)」ダイアログの「PDE ランタイム (PDE Runtime)」カテゴリーから 「プラグイン・レジストリー (Plug-in Registry)」を選択します。