ワークベンチの作成

この「入門」解説は、ワークベンチにおける Java 開発ツール (JDT) の使い方を学習する際に役立つように設計されたものです。 この解説では、以下のことを前提にしています。

このセクションでは、ワークベンチが Java 開発用に適切にセットアップされていることを検証します。

JRE インストール・システムとクラスパス変数の検証

1.

メインのワークベンチ・ウィンドウで、 「ウィンドウ (Window)」>「設定 (Preferences)」>「Java」>「インストール済み JRE (Installed JREs)」と選択します。

2.

<workbenchRoot>\JRE ディレクトリーに配置されている標準 VM が検出されていることを確認します。

3.

このページでは、デフォルトとして選択されている JRE に応じて、3 つの変数が事前設定されています。

4.

左の「ワークベンチ (Workbench)」をクリックし、 「ワークベンチ (Workbench)」設定ページを表示します。

このページで、「ビルドをリソース変更時に自動で実行します (Perform build automatically on resource modification)」オプションに チェック・マークが付いていることを確認します。

5.

左の「Java」をクリックして、「Java」設定ページを表示します。

このページで、「新規 Java プロジェクトで 'src' および 'bin' フォルダーをデフォルトとして使用する (Use 'src' and 'bin' folders as defaults for new projects)」オプションに チェック・マークが付いていることを確認します。

6.

ワークベンチの設定が正しいことを確認した後、「OK」をクリックします。

JDT のサンプルのインストール

注: JDT のサンプル・プロジェクトは、 ワークベンチにサンプル・プロジェクトを自動的に作成する「新規作成 (New)」ウィザードを提供しています。 しかしここでは解説のため、これらのステップを手動で実行します。

1.

サンプルが入っている Zip ファイルをダウンロードします。

2.

Zip ファイルの内容を、ワークベンチのインストール・システムのルート・ディレクトリーに抽出します。

注: サンプルのインストール中は、ワークベンチを稼働させないでください。

たとえば、Eclipse プロジェクト SDK を d:\eclipse-sdk にインストールしている場合は、 サンプルの Zip ファイルの内容を d:\eclipse-sdk に抽出します。

3.

ワークベンチを始動します。サンプルのプラグインがインストールされます。