プラグインおよびフラグメントと同様に、PDE はプラットフォーム・コンポーネントをプロジェクトとして扱います。 PDE は特殊な「コンポーネント」の特質をこれらのプロジェクトに付加し、 それらのプロジェクトを他のプロジェクト・タイプと差別化します。 このようなプロジェクトは、特定のフォルダー構造とコンポーネントのマニフェストを持つ必要があります。 このプロジェクトは、コンポーネントにパッケージされるすべてのプラグイン・プロジェクト およびフラグメント・プロジェクトへの参照を使用してセットアップする必要があります。 (プロジェクト参照は、プロジェクトのプロパティー・ページを使用して設定することができます。)
PDE は、コンポーネント・プロジェクトをセットアップするためのウィザードを提供しています。 通常、プラグインとフラグメントの開発が終了した後、このウィザードを使用してコンポーネントをセットアップします。 ただし、コンポーネントは、開発のどの段階においても作成することができ、新規のプラグインは後で追加することができます。
これまでの例に従って作業を進めたものとすると、 ワークスペースには、すでに "XYZ Plugin" と "German Fragment" があります。 サンプルのコンポーネントを作成し、これらのアーティファクトを送達できるようにパッケージ化します。
これで、"Sample Component" プロジェクトがワークスペース内に作成されました。 このプロジェクトには、 パス "install/components/com.example.component_1.2.2" を持つフォルダー構造があります。 この構造には、コンポーネントのマニフェスト・ファイル install.xml が含まれています。 このコンポーネントのマニフェスト・ファイルのエディターは、編集用として開きます。