例 - スクリプト
概要
これらの例では、拡張子を作成するために、
Javascript と HTML ベースのユーザー・インターフェースを、
使用する方法を示します。
例の実行
いずれかの例を呼び出す前に、
メニュー項目で「パースペクティブ (Perspective)」>「ビューの表示 (Show View)」>「その他... (Other)...」>
「スクリプト (Scripting)」>「スクリプト・コンソール (Script Console)」
と選択してスクリプト・コンソールを開きます。
例で生成されるメッセージは「スクリプト・コンソール (Script Console)」
ビュー内で表示されます。
ツールキット・スクリプト例には、たくさんの例があります。
それぞれの例を実行する方法を次に示します。
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Javascript スクリプトの実行
「スクリプトされた JavaScript アクションの実行 (Perform Scripted Javascript Action)」
というツールバー・ボタンを押すと、
excalibur.js ファイル内の JavaScript スクリプトの計算が起動します。
このスクリプトは次の処理を行います。
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"Begin" ステートメントを印刷します。
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任意に選択したリソースを印刷します。
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ワークベンチ・コンテナーの選択ダイアログを表示し、
そのダイアログを閉じると、
選択したコンテナーを印刷します。
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ワークベンチ・ファイルの選択ダイアログを表示し、
そのダイアログを閉じると、
選択したファイル (複数も可) を印刷します。
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システム・フォルダーの選択ダイアログを表示し、
そのダイアログを閉じると、
選択したディレクトリー名を印刷します。
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システム・ファイルの選択ダイアログを表示し、
そのダイアログが閉じると、
選択したファイル名を印刷します。
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「OK」ボタンのあるメッセージ・ボックスを表示します。
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「OK」と「キャンセル (Cancel)」ボタンのあるメッセージ・ボックスを表示し、
ダイアログを閉じたときにどのボタンが押されたかを印刷します。
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プラグインのインストール・ロケーションを印刷します。
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プラグイン・レジストリーで現在登録済みの、
すべての拡張ポイントのリストを印刷します。
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現行のオープン・ソリューションの
すべてのリソース (プロジェクト、フォルダー、およびファイル) の
リストを印刷します。
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"ScriptProject" という名前のプロジェクトを作成します。
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"End" ステートメントを印刷します。
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Javascript イベント処理を行なうウィザードを表示します。
「スクリプトされたユーザー・インターフェース・スクリプト・アクションの実行
(Perform Scripted User Interface Script Action)」というラベルのついたツールバー・ボタンを
押すと、Java クラス org.eclipse.scripting.examples.ExcaliburScriptRenderer が起動されます。
この Java クラスは org.eclipse.scripting という名前の他のクラスを使用します。
excaliburScriptRenderer.html ファイルにあるユーザー・インターフェースを表示します。
このユーザー・インターフェースは excaliburCompany.xml ファイルのデータで使用されます。
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Java イベント処理を行なうウィザードを表示します。
「スクリプトされたユーザー・インターフェース JavaScript アクションの実行
(Perform Scripted User Interface JavaScript Action)」というラベルのついたツールバー・ボタンを
押すと、
excaliburScript.html ファイルに定義されたユーザー・インターフェースが表示されます。
このユーザー・インターフェースは excalibur.xml ファイルのデータで使用されます。
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Javascript イベント処理を行なうエディターを起動します。
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「ナビゲーター (Navigator)」ビューの XML ファイルを選択します (ない場合は、1 つ作成する)。
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ファイルをダブルクリックして開きます。
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姓名および自宅、携帯の電話番号、および FAX 番号の
フィールドを含む「スクリプトされたリソース・エディター (Scripted Resource Editor)」が開きます。
「保管 (Save)」ボタンも表示されます。
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Javascript イベント処理を行なう設定の変更ページを表示します
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「ウィンドウ/設定の変更 (Window / Preferences)」
メニュー項目を選択し、「スクリプトされた JavaScript 例 (Scripted JavaScript Example)」ページを
クリックします。
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Javascript イベント処理を行なうウィザードを表示します。
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「メニュー項目でファイル (File)」>「新規 (New)」>「その他... (Other...)」>「スクリプトされた JavaScript 例 (Scripted JavaScript Example)」
と選択します。
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「次へ (Next)」をクリックします。
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ウィザード・ページの内容は、
プラグイン・ディレクトリーの外部ファイルによって参照できます。
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Java イベント処理を行なうウィザードを表示します。
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メニュー項目で「ファイル (File)」>「新規作成 (New)」>「その他... (Other...)」
と選択し、それから「スクリプトされたハンドラー例 (Scripted Handler Example)」を選択します。
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「次へ (Next)」をクリックします。
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ウィザード・ページの内容は、
プラグイン・ディレクトリーの外部ファイルによって参照できます。
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Javascript イベント処理を行なうウィザードを表示します。
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メニュー項目で「ファイル (File)」>「インポート (Import)」
と選択し、それから「スクリプトされた JavaScript 例 (Scripted JavaScript Example)」を選択します。
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メニュー項目で「ファイル (File)」>「エクスポート(Export)」と選択し、
それから「スクリプトされた JavaScript 例 (Scripted JavaScript Example)」を選択します。
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「次へ (Next)」をクリックします。
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ウィザード・ページの内容は、
プラグイン・ディレクトリーの外部ファイルによって参照できます。
詳細
これらのファイルで参照されているすべてのファイル (サンプル・スクリプト、XML など)
は "/plugins/org.eclipse.scripting.examples" ディレクトリーに置かれています。
ユーザー・インターフェース
リソース・エディター・サンプル以外のすべてのサンプルでは、
共通のユーザー・インターフェースが使用されています。
共通のユーザー・インターフェースは 2 つのページで構成されています。
最初のページはツールキット機能のスクリプトの幾つかの使用方法を説明しています。
次のとおりです。
ワークベンチ・コンテナーのためのプロンプト
ワークベンチ・ファイルのためのプロンプト
システム・ディレクトリーのためのプロンプト
システム・ファイルのためのプロンプト
「OK」ボタンのあるメッセージ・ボックスを表示します。
「OK」と「キャンセル (Cancel)」ボタンのあるメッセージ・ボックスを表示します。
2 番目のページは、プレゼンテーション・エレメントと
データ・エレメントを関連させる機能を説明しています。
「部門 (Departments)」リスト・ボックスで 1 つまたは複数の項目を
選択すると、「従業員 (Employees)」リスト・ボックスの内容と
リスト・ボックスの下の入力フィールドの内容とラベルが変更されます。
ページの下部の入力フィールドの内容が変更されると、
データ・モデルは入力されたテキストで自動的に更新されます。
リソース・エディター例
リソース・エディター例は、データ入力ページを表示します。
excaliburEditorScript.xml ファイルを選択し、
ポップアップ・メニュー項目で「アプリケーションから開く (Open With)
> スクリプトされたリソース・エディター例 (Scripted Resource Editor Example)」を選択すると、
次のエディター・ページが表示されます。
その他の XML ファイルを選択すると、フィールドは空で表示されます。