説明: この拡張ポイントは、リソース生成ウィザード拡張機能を登録するために使用します。 作成ウィザードは、「新規 (New)」ダイアログの選択項目として表示され、 通常、新しいプロジェクト、フォルダー、およびファイルの作成に使用されます。
「新規 (New)」ダイアログの中で、ウィザードは通常、特定の問題ドメインを反映したカテゴリーに編成されます。 たとえば、Java 指向のプラグインは、 「クラス」または「パッケージ」作成ウィザードに適した "Java" カテゴリーを定義することができます。 あるプラグインにより定義されたカテゴリーは、category 属性を使用することにより、他のプラグインで参照が可能です。 カテゴリー化されていないウィザード、および無効なカテゴリー・パスを持つウィザードは、 "Other" カテゴリーに含まれることになります。
ウィザードでは、オプションで、ウィザードに関する簡略テキストを本文に含む記述サブエレメントを指定することができます。
構成マークアップ:
<!ELEMENT category EMPTY>
<!ATTLIST category
id
CDATA #REQUIRED
name
CDATA #REQUIRED
parentCategory CDATA #IMPLIED
>
生成ウィザード構成の例を次に示します。
<extension point="org.eclipse.ui.newWizards">
<category
id="com.xyz.XYZ"
name="XYZ Wizards">
</category>
<category
id="com.xyz.XYZ.Web"
name="Web Wizards"
parentCategory="com.xyz.XYZ">
</category>
<wizard
id="com.xyz.wizard1"
name="XYZ
artifact"
category="com.xyz.XYZ/com.xyz.XYZ.Web"
icon="./icons/XYZwizard1.gif"
class="com.xyz.XYZWizard1">
<description>
Create a simple XYZ artifact and set initial content
</description>
</wizard>
</extension>
API 情報 : class 属性の値は、 org.eclipse.ui.INewWizard をインプリメントするクラスを表す必要があります。 ウィザードが「新規ウィザード (New Wizard)」内で作成された場合、これは既存のウィザードに挿入されます。 ウィザードがショートカットとして起動された場合 (「ファイル (File)」の「新規 (New)」またはツールバー・ボタンを使用)、 これは別個の独立したダイアログ・ボックスとして表示されます。
finalPerspective 属性は、ウィザードのクラス内で IProject リソースの作成が終了した場合に活動化するパースペクティブを識別します。 このパースペクティブの活動化は、 IWorkbenchPreferenceConstants.PROJECT_OPEN_NEW_PERSPECTIVE により定義されるワークベンチ設定に応じて解釈されます。 つまり、「新規ウィンドウで開く」、「現行ウィンドウで開く」、「現行のパースペクティブを置き換え」、 または「何もしない」のいずれかです。 これはヒントに過ぎません。開発者は、ヒントを読み取りこれを活動化するか、 API BasicNewProjectResourceWizard#updatePerspective(IConfigurationElement) を呼び出して操作を行うことができます。
提供されるインプリメンテーション: ワークベンチには、 プロジェクト、フォルダー、およびファイルのタイプの空リソースを作成するウィザードが提供されています。 これらのウィザードは、上記のメカニズムと同様のメカニズムにより登録されています。 また、特定のプラットフォームのインストールに伴って、追加ウィザードを表示することもできます。