NAB plug-in for MWT ユーザーズ・ガイド June 21, 2006
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第3章 各ビューについて> 3.7 [NAB/MWT Attributes]ビューについて

3.7.1 クラスライブラリを作成するには

アプリケーションウィンドウのインスタンスのウィンドウタイプを[クラスとして定義]に設定すると、クラスが生成されるようになります。

 

アプリケーションウィンドウをクラスとして定義した場合は、各項目が以下のように扱われます。

項目

概要

アプリケーションウィンドウのインスタンス名称

新しい派生クラスのクラス名称として扱われます。

アプリケーションウィンドウのインスタンスのクラス

新しい派生クラスの派生元として扱われます。

アプリケーションウィンドウ上に配置されたインスタンス

新しい派生クラスのメンバー変数でのアクセスになります。

アプリケーションウィンドウ上に配置されたインスタンスに設定されたイベントプロシージャ

新しい派生クラスのメンバーメソッドとして定義されます。

3.7.1.1 生成するクラスの基底となるクラスの設定(変更) 

当ツールで作成するクラスは、通常、トップウィンドウとして用いられたクラスがそのまま、基底クラスになります。

 

以下に手順を説明します。

■操作手順

  1. 基底クラスにしたいクラスのインスタンスをクラスとして定義したウィンドウに配置します。
  2. アプリケーションウィンドウのインスタンスを選択し、派生元インスタンスを設定する項目に、基底としたいクラスのインスタンス名称を設定します。

3.7.1.2 生成するクラスにプロパティを追加するには 

生成するクラスに対してプロパティを新たに追加設定することができます。

 

プロパティを追加する際に設定する項目を以下に示します。

項目

概要

プロパティ名称

WSNから始まるプログラム上で用いるプロパティのシンボル名称を設定します。

プロパティ型

プログラム上で保持されるプロパティの型を設定します。

変数名

プロパティ値を保持するメンバー変数名を設定します。

デフォルト値

プロパティの初期値を設定します。

定義属性

プロパティの種別情報を設定します。

種別情報には、通常プロパティ、不可視プロパティなどが存在します。

  • 通常定義 : 通常のプロパティとして定義します。
  • 不可視定義: ビルダーからは見ることのできない隠しプロパティとして定義します。
  • 削除 : 派生元のプロパティを削除するものとして定義します。
  • 初期値変更: 派生元のプロパティの初期値を変更するものとして定義します。
  • 不可視化変更: 派生元のプロパティを隠しプロパティに変更するものとして定義します。

ビルダタイトル

[NAB/MWT Properties]ビューで表示されるプロパティのタイトル文字列を設定します。

値選択一覧

[NAB/MWT Properties]ビューで表示される値の選択メニューの設定を行います。

3.7.1.3 生成するクラスにトリガの追加 

生成するクラスに対してトリガを新たに追加設定することができます。

追加するトリガには、予め予約されているトリガとユーザ定義トリガがあります。

項目

概要

トリガ編集

予め、システムで定義されているトリガ

ユーザトリガ編集

ユーザが自由に定義することの出来るトリガ


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