NAB plug-in for MWT ユーザーズ・ガイド June 21, 2006
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第2章 簡単なアプリケーションHelloの作成

2.6 イベントプロシージャの作成

アプリケーションウィンドウ上に配置した部品は、実行時においてマウスの動きや

サイズの変更などに呼応していろいろなイベントが発生します。

当ツールでは、イベント設定した物をイベントプロシージャと呼びます。

Helloのアプリケーションウィンドウでは、ホタンが押されたら[Hello!]と表示するイベントプロシージャを作成します。

 

以下に表示するイベントプロシージャを作成する手順を説明します。

■操作手順

  1. [NAB/MWT Tree]ビューもしくは[NAB/MWT Editor]ビューでイベントを発生させるためのボタン部品を選択し、[NAB/MWT Procedures]ビューで[新規作成]アイコンを選択します。

    図:新規イベントプロシージャの選択

  2. [プロシージャ設定]ダイアログが表示されるので、以下の値を設定します。

    設定項目

    プロシージャ名

    new_ep

    関数名

    btn_ep

    トリガ

    ACTIVATE

    図:[プロシージャ設定]ダイアログ

  3. ソースコードエディタでイベントプロシージャのbtn_ep関数内に以下の内容を記述してください。

    object->setProperty(WSNlabelString,"Hello!");

    図:ソースコードエディタに記述後の画面

    Java言語の場合は、以下のような内容になります。

    object.setProperty("labelString","Hello!");


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