NAB フレームワークのAPI 仕様書 June 21, 2006 |
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第4章 実装例(example tool)の解説 |
各モジュールの概略を以下に示す。
NAB plug-in for MWTでは、MWT の初期化用に WSGFwsInitialize() が呼び出すよう実装されています。Xt であれば、XtAppInitialize() 等の関数を呼ぶように実装するであろう。
NAB plug-in for MWT では、WSCbase::getNewInsntace()が呼び出され、指定されたタイプのインスタンスを生成します。
NAB plug-in for MWT では、インスタンスのポインタ値をそのまま、インスタンス ID として管理し、上位 API を通じてビューに引き渡します。
NAB plug-in for MWT では、インスタンスのプロパティ値を返す WSCbase::getProperty()関数を呼び出し、その値をString型、Long型で返すよう実装されています。
また、WSCbase::setProperty()関数を呼び出し、指定されたプロパティに値を設定するよう実装されています。
NAB plug-in for MWT では、上位インターフェースの呼び出しに対し、要求された設定をインスタンスに反映するため、インスタンスのイベントプロシージャに関する設定を行う WSCbase::addProcedure()関数等の関数を呼び出すよう実装されています。
SWT と協調して動作させる必要がある場合に向け、協調動作のための排他処理を実装しています。
NAB plug-in for MWT では、SWT 側スレッドから MWT を操作する場合、MWT側のスレッドをロックして止めるため、WSDappDev::lock()/unlock()を呼び出すよう実装されています。
NAB plug-in for MWT では、MWT アプリケーションを構築するのに必要な、コンパイルフラグ、ライブラリ、ビルド環境の設定、ターゲット情報等を管理するよう実装されています。
NAB plug-in for MWT では、アプリケーション構築情報に従って MWT アプリケーションを構築するのに必要なソースコード生成を行うよう実装されています。
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