NAB plug-in for MWT ユーザーズ・ガイド June 21, 2006
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第4章 コンパイルとビルドについて> 4.1 ビルドするための環境設定について

4.1.2 ビルドターゲットの設定

プロジェクトのプロパティ設定ダイアログにより、ビルドターゲットを設定することができます。

ビルドターゲットの設定では、以下の設定をすることができます。

項目

概要

Native

開発ホストマシン上で動作するアプリケーションをビルドターゲットとします。

プロジェクトがコンパイラ、リンカに関するプラットフォームに依存する設定データを保持するため、他のプラットフォームに持っていってビルドする場合は、一度、Platform compatibleを選択し、依存するデータを落としてからビルドする必要があります。

例えば、WIN32プラットフォーム上で作成したNativeターゲット用のプロジェクトをLinux上でビルドする際がこの場合に当たります。

Platform compatible

プラットフォームに依存しないターゲットタイプです。ビルド時はビルドホスト上のプラットフォームのNativeターゲットとしてビルドされます。

例えば、WIN32プラットフォーム上でビルドした場合は、WIN32用に、Linuxプラットフォーム上でビルドした場合は、Linux用にビルドされます。

その他

各種OSやCPUなどに合わせて設定したビルドターゲットでビルドされます。

以下に手順を説明します。

■操作手順

  1. コンパイラなどの設定と同じ手順により、["プロジェクト名"のプロパティ]ダイアログを表示し、[Target Settings]タブを選択し[ビルドターゲット]欄で選択します。

    図:["プロジェクト名"のプロパティ]ダイアログ

    使用するプラットフォームによって、選択できるビルドターゲットは異なります。

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