NAB フレームワークのAPI 仕様書 June 21, 2006
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第5章 NAB フレームワークのAPIリファレンス

5.2 INtkInitializer(Toolkit Initializer)

INtkInitializerはNABフレームワークにおいて、Ntkの初期化が必要な場合、その初期化処理をおこなうためのインターフェースを定義します。

このインターフェースの実装クラスのインスタンスは、NtkManagerに設定し、NtkManagerの管理配下で動作させます。

実装例: MwtInitializer

メソッド名

概要

NtkEventCallbackManager getEventCallbackManager()

Ntkのイベントコールバックマネージャを取得します。

このイベントコールバックマネージャは、NtkManager を通じてNABフレームワーク利用者に利用されます。

実装クラスでは、通常は、NtkEventCallbackManager() を返すよう記述します。

void initialize()

Ntkの初期化処理を実行するインターフェースです。

実装クラスでは、実際のツールキットの初期化を行う処理を記述してください。

void setSyncDisplay(Display disp)

SWT と同期を取るためのSWT のディスプレイ資源を設定します。

Display getSyncDisplay()

SWT と同期を取るためのSWT のディスプレイ資源を取得します。

boolean isInitialized()

Ntkを初期化済みかを返します。

void kill()

Ntkの終了処理を実行します。

実装クラスでは、Ntkの終了に必要な処理を実行するよう記述してください。


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