「チーム (Team)」パースペクティブには「同期化 (Synchronize)」ビューが含まれています。 実際には「チーム (Team)」パースペクティブに入っていなくても、このビューを使用することができます。 基本解説で学んだように、このビューは「リソース (Resource)」パースペクティブに簡単に追加することができます (「パースペクティブ (Perspective)」>「ビューの表示 (Show View)」)。
「同期化 (Synchronize)」ビューをさらに詳しく見てみましょう。
まず最初に、ビューのタイトルで、このビューが「リリース・モード」になっていることが示されており、 「リリース・モード (Release Mode)」ボタン (A を参照) が押し込まれていることに気付くでしょう。 リリース・モードでは、ローカル側で加えた変更をリポジトリーにリリースすることができます。 ストリームと同期化していて、そのストリームにキャッチアップする変更がない場合は、 デフォルトでは自動的にリリース・モードに入り、変更を素早くリリースすることができます。 「キャッチアップ」については、もう少し後で説明します。
「リリース・モード」では、一番上の領域 (#1) に、リリースする必要のあるリソースがすべて表示されます。
下の領域 (#2 および #3) は、基本解説で学習したテキストの比較領域です。 「構造化比較 (Structured Compare)」リストからリソースを選択すると、 さらに下の領域にワークベンチの内容 (#2) とリポジトリーのストリームの現在の内容 (#3) との相違点が表示されます。
ツールバー・ボタン (A) を使用すると、リリース・モードと、後のセクションで説明するその他の同期化モードを切り替えることができます。
その下のツールバー (B) を使用すると、ファイルと、そのファイルのリポジトリーのコピーとの変更部分をマージすることができます。