同期化

「同期化」を行う場合は、表示されるビューアーに次の 3 つのモードが用意されており、それらからモードを選択することができます。

これらのモードのアイコンは、「同期化 (Synchronize)」ビューの上部に並べて表示されます。

同期化時に変更箇所がある場合は、キャッチアップ・モードで開始します。それ以外の場合は、出力変更のあるリリース・モードで開始します。 いずれのモードでも、競合が発生します。なぜなら、競合とは変更箇所でもあり、発信変更でもあるからです。簡単に競合を検出して、訂正する場合は、「競合のみ表示 (Show Only Conflicts)」ボタンを使用して発信変更および変更箇所をフィルター操作することができます。

モードは、可視になっている変更セットをフィルター操作するだけでなく、使用可能な操作を適切に制限します。すなわち、キャッチアップ・モードではキャッチアップしか行うことができません。リリース・モードではリリースしか行うことができません。 

モードの利点は以下のとおりです。

キャッチアップ / リリース・モードは、これら 2 つのモードを 1 つのビューで組み合わせたものです。変更箇所および発信変更の両方を見ることになり、キャッチアップおよびリリースすることができます。 ビューを閉じるまでは、このモードのまま同期化が行われます。  このデュアル・モードを使用する利点は、いずれのタスクでも好きな方を実行することができるということです。 欠点は、同時に双方向マージを実行することが複雑になりやすいという点です。また別の欠点として、競合にキャッチアップする予定が、誤って競合をリリースしてしまう危険性もあります。

常にキャッチアップ / リリース・モードを使用する場合は、ワークベンチの「設定 (Preferences)」ページ (「ウィンドウ (Window)」>「設定 (Preferences)」>「ワークベンチ (Workbench)」>「チーム (Team)」) で指定することができます。