2.0 の新機能
新規 Eclipse ワークベンチには、多くの新規フィーチャーおよび既存フィーチャーの変更があります。
以下に、それらのいくつかをリストします。
- メニューの再編成
- 「ワークベンチ」メニューは次のように再編成されました。
- 「パースペクティブ」メニューが除去されて、その項目とともに「ウィンドウ」メニューに移動しました。
- 「ファイルおよび編集」メニューにはいくつかの新規メニュー項目があります。
それらのメニュー項目のいくつかは、以前は「ナビゲーター」ビューのコンテキスト・メニューおよびエディターのコンテキスト・メニューにありました。
- 新規「ナビゲート」メニューがあります。
- 新規「検索」メニューがあります。
- 最新使用ファイルのリスト
- 「ファイル」メニューが最近開いたファイルを表示するようになりました。
このリストのサイズを、「ワークベンチ > エディター」設定ページに指定することができます。
- シングルクリックの活動化
- ダブル・マウス・クリックの代わりに、シングルクリックでファイルを活動化するオプションが増えました。
関連する設定については、「ワークベンチ」設定ページを参照してください。
- ツールバーの再配置
- マウスを使用して、メイン・ツールバーのセクションを再配置することが可能になりました。
- アクセシビリティー
- アクセシビリティー・フィーチャーが、Eclipse に追加されました。
アクセシビリティー・フィーチャーは、身体障害を持つ人々あるいは、
ソフトウェア製品を正常に使用するには、特定のニーズが必要な人々を手助けします。
それらのフィーチャーのいくつかは、Eclipse をより効果的に使用したいすべての人に役立ちます。
たとえば、「ウィンドウ > キーボード・ショートカット」メニューは、頻繁に使用する操作用のキーボード・ショートカットをリストします。
- キー結合
- 「ウィンドウ > エディター」設定ページには、標準でない、
キー結合を使用するオプションがあります。
- ラベル修飾
- ラベル修飾の新しい概念があります。
プラグインは、リソース・ラベルおよびアイコンへの情報を提供します。
「ワークベンチ > ラベル修飾」設定ページで見たい修飾を選択することができます。
- 外部ツール
- 任意の外部ツールを Eclipse 内から実行して、
それらのツールの出力をログ・コンソール・ビューに表示することができます。
Ant サポートではこの新規フィーチャーも活用します。
- 作業セット
- 作業セットは、ビュー表示用のあるいはエレメント・セット操作用のエレメントをグループ化します。
「ナビゲーター」ビュー、「タスク」ビュー、検索機能等々が作業セットの使用をサポートします。
- パースペクティブ
- 1 つのウィンドウで同じタイプの複数のパースペクティブを開くことができなくなりました。
たとえば、すでに開いている「リソース」パースペクティブを持っている場合は、
2 番目の「リソース」パースペクティブを開くために、もう一つのウィンドウを開く必要があります。
パースペクティブ設定も変更され、「ワークベンチ > パースペクティブ」に移動しました。
- 高速ビュー
- 高速ビューは他のビューと同じように機能しますが、「ワークベンチ」ウィンドウにスペースを取りません。
それらは、簡単に隠すことができ、ツールバー・ボタンによりアクセスされます。
どのビューも高速ビューとして開くことができます。
- エディター
- エディターは、同じウィンドウのパースペクティブにより共用されるようになりました。
たとえば、「リソース」パースペクティブ内のファイル・セットを開き、次に
Java パースペクティブを開くと、同じファイルが Java パースペクティブでも見られます。
開いているエディターの最大数を、「ワークベンチ > エディター」設定ページで指定することがあります。
限界を超えると古いエディターが閉じられます。
- テキスト・ファイルのエンコード
- 「ワークベンチ > エディター」設定ページで、ファイルの読み書きに使用する文字エンコードを選択することができます。
- 「即時修正」
- マウスのクリックを使用して、「タスク」ビュー内に表示される特定の問題を、自動的に修正可能になりました。
- プロジェクトのインポート
- 現行ワークスペース外にある Eclipse プロジェクトをインポートすることができます。
それには、新しい「ワークスペースへの既存プロジェクト」インポート・ウィザードを使用します。
- インポート/エクスポート設定
- 設定はインポート/エクスポート設定フィーチャーを使用して、ワークスペース間で交換できるようになりました。
- ローカル・ヒストリー
- ローカル・ヒストリーから削除済みリソースを復元できるようになりました。
それには、新規の「ローカル・ヒストリーからの復元 ...」コマンドを「ナビゲーター」ビューのコンテキスト・メニューで使用します。
- パッチ・ファイルを使用した作業
- パッチ・ファイルを CVS プロジェクト用に作成することができるようになりました。
また、パッチ・ファイルをワークスペース・リソースに適用できるようになりました。

Ant サポート

メイン・ツールバーの再配置
CVS リソース修飾の使用可能化

ログ・コンソール・ビュー
エディター設定
パースペクティブ設定
ワークベンチ設定