リソースをコミットするときに、バージョン管理に追加したくないリソースが存在していることがよくあります。 これを行うことができる 1 つの方法は、CVS の「無視」機能を使用することであり、この機能は、ファイル .cvsignore の内容を読み込んで、何を無視するかを判断します。 この機能は、ディレクトリーを無視する場合に最もよく使用されます。
.cvsignore ファイルは、プロジェクトの任意のディレクトリーに追加することができます。 既存の CVS プロジェクトの多くには、既に、これらのファイルがいくつか含まれています。 このテキスト・ファイルは、ファイル、ディレクトリー、またはパターンのリストからなります。
たとえば、.cvsignore ファイルを追加して、既存のプロジェクトの bin ディレクトリー全体を無視するためには、以下のようにします。
cvsignore ファイルは、ファイル、ディレクトリー、またはパターンのリストからなります。 同様の方法で、グローバルな無視機能では、.cvsignore ファイル内の任意のエントリーに、ワイルドカード文字 * および ? を指定できます。 パターンのいずれか 1 つと一致する、現行ディレクトリー内の すべてのファイルまたはサブディレクトリーが無視されることになります。
ヒント: 「チーム」メニューおよび「同期化」ビューのリソース・コンテキスト・メニューには、該当の .cvsignore ファイルにファイル・パターンを追加するためのメニュー項目 (.cvsignore に追加) があります。 このメニュー項目は、まだ CVS バージョン管理の対象となっていないリソースに対して使用可能になっていたものです。
リポジトリーとの同期
バージョン管理ライフ・サイクル: リソースの追加および無視
グローバルな無視パターンの作成