ワークベンチの検索

このセクションでは、ワークベンチで Java エレメントを検索します。

ファイル検索、テキスト検索、または Java 検索は「検索」ダイアログで実行できます。 Java 検索はコードの構造に対して機能します。 ファイル検索では、名前またはテキスト内容、あるいはその両方でファイルを検索できます。 索引付けを使用すると、Java 検索がより高速になりますが、テキスト内容での検索では、コメントとストリング内にある一致を見つけることができます。

JDT 検索の実行

1.
Java パースペクティブで、ワークベンチ・ツールバーにある「検索」ボタンをクリックするか、またはメニュー・バーの「検索」>「Java」を使用します。  
2.
まだ選択されていなければ「Java 検索」タブを選択します。 
3.
検索ストリング」フィールドに、runTest と入力します。 「検索」領域で「メソッド」を選択し、「制限」領域で「参照」を選択します。  
有効範囲が「ワークスペース」に設定されていることを確認します。 
「Java 検索」ページ
次に、「検索」をクリックします。 検索中に「キャンセル」をクリックすれば、いつでも検索を停止できます。  その場合は部分的な結果が表示されます。
4.
Java パースペクティブの「検索」ビューに検索結果が表示されます。
検索結果ビュー
それぞれの一致を表示するには、「次の一致を表示」および「直前の一致を表示」ボタンを使用します。 一致が検出されたファイルがその時点で開いていなければ、エディター内で開かれます。
5.
「検索」ビューのボタンを使用して検索の一致に移動すると、その位置でファイルがエディター内で開かれます。 検索一致は、マーカー・バー内の検索マーカーでタグ付けされています。
検索マーカー付きのエディター

Java ビューから

Java 検索は、「アウトライン」、「階層」、または「パッケージ・エクスプローラー」ビューなど、いくつかのビューから実行できます。

1.
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで junit.framework.Assert.java をダブルクリックして、これをエディターで開きます。
2.
「アウトライン」ビューで fail(String) メソッドを選択し、そのコンテキスト・メニューから「参照」>「ワークスペース」を選択します。 
「アウトライン」ビューの「検索」コンテキスト・メニュー

エディターから

「パッケージ・エクスプローラー」ビューで junit.framework.TestCase.java を開きます。 エディターでクラス名 TestCase を選択し、そのコンテキスト・メニューから「検索」>「参照」>「ワークスペース」を選択します。 
エディターの「検索」コンテキスト・メニュー
 

検索ビューから

「検索結果」ビューは、TestCase 検索の結果を表示します。 検索結果を選択し、コンテキスト・メニューを開きます。 選択された参照および宣言の検索を続行することができます。
「検索結果」ビューの「検索」コンテキスト・メニュー
 

ファイル検索の実行


1.
Java パースペクティブで、ワークベンチ・ツールバーの「検索」ボタンをクリックするか、またはメニュー・バーから「検索」>「ファイル」を選択します。 
2.
まだ選択されていなければ、「ファイル検索」タブを選択します。 
3.
含まれるテキスト」フィールドに TestCase と入力します。 「ファイル名パターン 」フィールドで、ファイル名パターンが *.java に設定されていることを確認します。 有効範囲は「ワークスペース」に設定されている必要があります。 
次に「検索 (Search)」をクリックします。  
「ファイル検索」タブ
4. 指定のファイル名パターンを持つすべてのファイルを検索するには、「含まれるテキスト」フィールドを空のままにします。

直前の検索結果の表示

「検索結果」ビューで、「直前の検索結果」ボタンの横にある矢印をクリックして、最後に行った検索のリストを含むメニューを表示します。 このリストは、このメニューから「ヒストリーのクリア」を起動することでクリアできます。 
「直前の検索結果」メニュー
 
直前の検索結果」ボタンは、現行セッションで前に行ったすべての検索を表示するダイアログを表示します。
「直前の検索結果」ダイアログ
 
メニューまたはダイアログで、以前に行った検索のいずれか 1 つを選択して、選択した検索の結果を表示します。