フォントと色の変更

デフォルトでは、ワークベンチは、オペレーティング・システムが提供するフォントと色を使用します。 しかし、この動作をカスタマイズ可能にするには、いくつかの方法があります。

フォント

ワークベンチでは、次の 3 つのフォントを直接構成することができます。

バナー・フォント
PDE エディター、ウェルカム・ページ、および多くのウィザードのタイトル域で使用されます。 たとえば、「新規プロジェクト」ウィザードは、上部タイトルにこのフォントを使用します。
ヘッダー・フォント
セクション見出しに使用します。たとえば、「Eclipse プラットフォーム」用のウェルカム・ページには、上部タイトルにこのフォントを使用します。
テキスト・フォント
テキスト・エディターで使用します。

これらのフォントを変更するには、次のようにします。

  1. メインメニュー・バーで、「ウィンドウ > 設定」をクリックします。
  2. 「ワークベンチ」カテゴリーを拡張して、「フォント」を選択します。
  3. 変更したいフォントを選択します。
  4. 変更」をクリックします。
  5. 開いたダイアログを使用してフォントを選択します。
  6. OK」をクリックします。

注:「システム・フォントの使用」をクリックして、フォントをオペレーティング・システムが選択する適切な値に設定することもできます。 たとえば、Windows では、Display Properties コントロール パネルで選択したフォントを使用します。

他のフォントを使用するプラグインも、設定エントリーを提供して、カスタマイズすることを可能にします。 たとえば、Java Development Tools では、Java エディターが使用するフォントを制御する設定を次のように提供しています (「Java > エディター > 外観 > テキスト・フォント」)。

上記に加えて、テキストの中には常にシステム・フォントで表示されるものがあります。 たとえば、ナビゲーター・ツリーは常にこれを行います。 この領域で使用されるフォントを変更するには、オペレーティング・システムが提供する構成ツールを使用することができます (たとえば、Windows の Display Properties コントロール パネル、または Motif の .Xdefaults ファイル)。

エラー・テキストとハイパーリンク・テキストを表示するために、ワークベンチで使用する色を設定するには、次のようにします。

  1. メインメニュー・バー上で、「ウィンドウ > 設定」をクリックします。
  2. 「ワークベンチ」カテゴリーを拡張して、「外観」を選択します。
  3. 変更したい色を選択します。
  4. 開いたダイアログを使用して色を選択します。
  5. OK」をクリックします。

他の色を使用するプラグインも、設定エントリーを提供して、カスタマイズすることを可能にします。 たとえば、検索サポートでは、不完全一致を表示するのに使用する色を制御する設定を次のように提供します (「ワークベンチ > 検索 > 不完全一致用の前景色」)。

一般的には、ワークベンチではオペレーティング・システムが選択する色を使用します。 これらの色を変更するには、システムが提供する構成ツールを使用することができます (たとえば Windows の Display Properties コントロール パネル、または Motif の .Xdefaults ファイル)。

関連概念
「Eclipse 内のフォントと色」

 
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