ログ・パーサーの成果物を収めるプラグイン・プロジェクトを作成したら、 ログおよびトレース・アナライザーが使用できるようにそのプラグインを構成する必要があります。 以下の手順を実行してください。
プラグイン・マニフェスト・ファイルに、以下のプラグイン依存関係を組み込む必要があります。 テキスト・エディターで plugin.xml ファイルを開きます。ファイルで必要なエレメントを探し、 プラグイン依存関係を追加します。以下に例を示します。
<import plugin="org.eclipse.core.runtime"/> <requires> <import plugin="org.eclipse.hyades.logging.adapter"/> <import plugin="org.eclipse.hyades.logging.parsers"/> <import plugin="org.eclipse.hyades.logging.adapter.config"/> </requires>
注: 上記で指定する必要なプラグインは、eclipse プラグイン・ディレクトリーか、 現行ワークスペースに含まれていなければなりません。
構文解析を行って、ログおよびトレース・アナライザーへインポートしたい それぞれのタイプのアプリケーション・ログ・ファイルごとに、拡張ポイントを定義する必要があります。 以下は、規則アダプターと static アダプターの両方を定義した、MyApp アプリケーションのサンプル拡張ポイントです。
<extension
point="org.eclipse.hyades.logging.parsers.logParser">
<parser
name="Sample Rules Adapter for MyApp"
icon=""
description="%STR_MYAPP_PARSER_DESCRIPTION"
class="RulesParser.StaticParserExtension"
ui_name="MyApp myapp.log file"
id="org.eclipse.hyades.logging.parsers.MyAppLogParser">
<field
useBrowse="true"
defaultValue="d:¥temp¥sample.log"
name="Directory"
helpContextId=""
tooltip="%STR_MYAPP_TOOLTIP1"
id="file_path"
browseType="*.log">
</field>
<field
useBrowse="false"
defaultValue="MyApp 1.0(rules), MyApp 1.0(static)"
name="Supported versions"
helpContextId=""
tooltip="%STR_MYAPP_TOOLTIP2"
ui_type="combobox"
id="version">
</field>
<parserParameter
name="MyApp 1.0(rules)"
value="./MyAdapter/myadapter.adapter">
</parserParameter>
<parserParameter
name="MyApp 1.0(static)"
value="./MyAdapter/mystaticadapter.adapter">
</parserParameter>
</parser>
</extension>
ログ・パーサーの拡張ポイントをカスタマイズするには、次の更新を行うことが必要です。
<parserParameter name="Default" value="./MyAdapter/myadapter.adapter"> </parserParameter>
上記に指定したフィールドにより、「ログのインポート (Import Log)」ウィザードに
MyApp myapp.log 用のオプションが作成されます (以下の図を参照)。
plugin.properties ファイルを使用すると、異なるバージョンを持つ必要のある特定プロパティーを、plugin.xml ファイル内で定義することができます。 たとえば、「ログ・ファイルのインポート」ウィザードに組み込まれるテキスト・ストリングで、 別の言語に翻訳する必要があるものがある場合、それらのテキスト・ストリングを plugin.properties ファイルで定義することができ、またサポートしたい言語用の別のプロパティー・ファイル をインクルードすることができます。 plugin.xml ファイルで使用できる置換変数を、その plugin.properties ファイルで定義してください。 上記の plugin.xml に対する plugin.properties ファイルは以下のようになります。
# Properties for RulesParser Plugin pluginName = RulesParser providerName = MyCompany # logParser extension point message(s): STR_MYAPP_PARSER_DESCRIPTION = MyApp rules parser v1.0 STR_MYAPP_TOOLTIP1 = Enter the location of the log file STR_MYAPP_TOOLTIP2 = Select the version of the log file to import
ヒント: アプリケーションは、実行されているロケールによって、異なる言語で データをログ・ファイルに書き込む場合があります。単一言語でログ・ファイルを構文解析する場合は、 static パーサー・クラスまたは正規表現規則が書き込まれます。したがって、多くの言語で書き込み可能な ログ・ファイル・タイプをサポートするには、各言語に対して別個の static パーサー・アダプター・ファイルまたは 規則アダプター・ファイルを作成する必要があります。次に、そのログ・ファイル・タイプ の logParser 拡張ポイントに、各アダプター・ファイルごとに parserParameter タグを追加し、 名前フィールドに使用する言語を指定する必要があります。バージョン・フィールド defaultValue 属性の リストに parserParameter 名の値を追加するのを忘れないようにしてください。これにより、 ユーザーは、ログ・ファイルをインポートするときにログ・ファイルの正しい言語を選択できるようになります。
例えば、次のパーサー・パラメーターを logParser 拡張ポイントに追加して、英語、フランス語、 ドイツ語のログのインポートをサポートできます。
<parserParameter name="MyApp 1.0(rules) English" value="./MyAdapter/myadapter_en.adapter"/> <parserParameter name="MyApp 1.0(rules) French" value="./MyAdapter/myadapter_fr.adapter"/> <parserParameter name="MyApp 1.0(rules) German" value="./MyAdapter/myadapter_de.adapter"/>
このステップは、static パーサーを作成する場合に必要です。
static パーサーの場合、staticParser 拡張ポイントを使用して、作成した static パーサー・クラス
を plugin.xml に指定する必要があります。この拡張ポイントを使用すると、ログ・インポートのシナリオで
ファイルの構文解析に使用するクラスを見つけることができます。
次の拡張ポイントを追加します。
<extension
point="org.eclipse.hyades.logging.adapter.config.staticParser">
<parserClassname
name="myLogParser33.MyStaticParser">
</parserClassname>
</extension>
org.eclipse.hyades.logging.adapter.config.StaticParserWrapper を拡張する静的なラッパー・クラスを作成します。 このクラスは、「ログのインポート (Log Import)」ウィザードで選択されたバージョンに関連した アダプター構成ファイルを、汎用ログ・アダプターのランタイムを使用して、static およびルール・ベースの 両方のパーサーが実行するために使用されます。
/*
* Created on Apr 12, 2004
* StaticParserExtension class created to be used in RulesParser Plug-in
*/
package RulesParser;
import org.eclipse.hyades.logging.adapter.config.StaticParserWrapper;
/**
* @author developer
* StaticParserExtension class
*/
public class StaticParserExtension extends StaticParserWrapper {
public StaticParserExtension(){
super();
currentPlugin="RulesParser";
}
}
プラグイン・マニフェスト・ファイルを正しく構成したかどうかを検査するため、新規の ランタイム・ワークベンチでプラグイン・プロジェクトを実行することができます。 以下の手順を実行してください。
ログ・パーサー・プラグインを Eclipse ワークベンチにデプロイするには、プラグイン・ファイルを、zip ファイルにエクスポートしてパッケージする必要があります。以下の手順を実行してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<PluginConfiguration requires="org.eclipse.hyades.logging.parsers">
<Application configuration="default"
executable="RemoteLogParserLoader"
extends="default"
location=="%SYS_TEMP_DIR%"
path="%JAVA_PATH%">
<Variable name="CLASSPATH"
position="prepend"
value="%RASERVER_HOME%¥plugins¥RulesParser_1.0.0¥parsers.jar"/>
<Variable name="GLA_CONFIG_PATH" position="prepend" value="%RASERVER_HOME%¥plugins¥RulesParser_1.0.0"/>
<Parameter position="append" value=""config_path=%GLA_CONFIG_PATH%""/>
</Application>
<Option name="RulesParser" type="version" value="1.0.0"/>
</PluginConfiguration>
Eclipse のインストール先の eclipse ディレクトリーに、先に作成した zip ファイルを解凍して、 ログ・パーサー・プラグインをデプロイすることができます。これで、ログおよびトレース・アナライザーを使用して、 新たに作成したログ・パーサー・プラグインをテストする準備ができました。
ログ・ファイルをリモート側でインポートすることができるように、 リモート・システムにログ・パーサー・プラグインをデプロイするには、先に作成した zip ファイルを、リモート・システムの Agent Controller インストール・ディレクトリーに解凍します。 Agent Controller を再始動します。
関連概念
関連タスク
ログ・パーサーの作成
static アダプターの作成
ルール・ベース・アダプターの作成
ログ・パーサーのテスト
ログ・パーサー・プラグイン・プロジェクト・セットアップ
関連参照
アダプター構成ファイルの構造
アダプター構成エディター
正規表現グラマー
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