規則ベース・パーサーの抽出コンポーネントの構成

前提条件:

規則ベース・ログ・パーサーで、抽出の役割は、 センサーから提供された入力行の集合を取得し、メッセージ境界でそれらを切り離すことです。 抽出を構成するには、まず使用する抽出クラスを判別する必要があります。 これで、選択した抽出クラスに基づいて抽出規則の構成をすることができます。

抽出クラスの構成

デフォルトの抽出クラスは正規表現の抽出です。 抽出クラスを変更するには、アダプター構成ファイルの「コンテキスト」セクションで「抽出」コンポーネントを変更します。

  1. アダプター構成エディターで、ノード「コンテキスト」> 「コンテキストの基本コンテキスト実装 (Contexts Basic Context Implementation)」を展開します。 基本コンテキスト実装の詳細が右側のペインに表示されます。
  2. コンポーネント正規表現抽出 (Component Regular Expression Extractor)」を選択します。 抽出のプロパティーが右側のペインに表示されます。

    抽出の名前、説明、および実行可能クラスがリストされたプロパティー・ペイン

  3. 実行可能クラスを必要なクラスに更新します。 詳しくは、構成ファイルの構造の参照トピックで、 汎用ログ・アダプターに用意されている抽出クラスを参照してください。
  4. アダプター構成ファイルの変更内容を保管します。

抽出規則の構成

使用する抽出クラスを決めたら、 コンテキスト・インスタンス内のその抽出に対応する規則を作成することができます。

  1. アダプター構成エディターの左側のペインで、 「構成」>「コンテキスト・インスタンス」>「抽出」と選択します。 右側のペインに、抽出の情報が表示されます。

    センサーの構成

  2. ログ・ファイルにファイル内の複数の行にまたがるレコードが入っている場合は、 「改行を含む」チェック・ボックスを選択します。 ログ・ファイル内の行ごとに個別のレコードが示されている場合、 またはログ・ファイルに改行がない場合は、このチェック・ボックスを選択しないでください。
  3. 改行を別の記号に置き換える場合は、 「改行の置換」を選択し、「改行シンボル」フィールドにその記号を入力します。
  4. 開始パターン」フィールドに、開始パターンを識別するスクリプト・フラグメントを入力します。 デフォルトの正規表現は、ストリングまたは行の先頭と一致するヌル・トークンのキャレット ^ です。
  5. 結果に開始パターンを組み込むには、「開始パターンの組み込み」チェック・ボックスを選択します。
  6. 終了パターン」フィールドに、終了パターンを識別するスクリプト・フラグメントを入力します。 デフォルトの正規表現は、ストリングまたは行の終わりと一致するヌル・トークンのドル記号 $ です。
  7. 結果に終了パターンを組み込むには、「終了パターンの組み込み」チェック・ボックスを選択します。
    ヒント: 開始パターンと終了パターンを簡単に識別するには、 「再実行」アイコン 「再実行」アイコンのピクチャー をクリックし、「ログの表示ログの表示 アイコンをクリックします。 センサーが読み取ったログの内容が「センサー結果」ビューに表示されます。
  8. アダプター構成ファイルを保管して変更を適用します。
  9. 規則をテストするには、「アダプターの再実行」  「アダプターの再実行」アイコンのピクチャー アイコンをクリックしてアダプターを実行します。 結果が「抽出結果 (Extractor Result)」ビューに表示されます。
  10. 次のイベントの表示」  「次のイベントの表示」アイコンのピクチャー アイコンをクリックし、 作成した抽出規則で処理された各ログ・レコードを表示します。

    抽出規則のイメージ、および開始パターンが省略され、デフォルトの終了パターンが使用された場合に表示される「抽出結果 (Extractor Result)」ビュー内の出力結果

抽出のプロパティーについて詳しくは、 アダプター構成ファイルの構造を参照してください。

規則ベース・アダプターの作成における以下のステップは、パーサー・コンポーネントの構成です。

関連概念
Hyades 汎用ログ・アダプターの概説
共通ベース・イベント・フォーマットの仕様

関連タスク
ログ・パーサーの作成
規則ベース・アダプターの作成
パーサー・コンポーネントの構成
コンテキスト・インスタンスの構成
アウトプッター・コンポーネントの構成

関連参照
アダプター構成ファイルの構造
アダプター構成エディター
正規表現グラマー
アダプター構成エディターの制限