タスク・フォーカス・インターフェース

タスク・フォーカス・インターフェースは、現在アクティブなタスクの関連項目のみをさまざまな方法でフォーカスする、タスク指向のインターフェースです。

「ナビゲーター」ビューのフォーカス

ツールバーの「Focus on Active Task」ボタンをオンにすると、「ナビゲーター」ビュー (例: パッケージ・エクスプローラー、プロジェクト・エクスプローラー、ナビゲーター) がフォーカスされます。フォーカス時には、現在アクティブなタスクにおける "関心あり" のリソースのみがビュー内に表示されます。

Alt+ クリック・ナビゲーション

アクティブなタスクのコンテキストに含まれていない新規リソースにナビゲートするには、「Focus on Active Task」をいったんオフにし、そのリソースを参照してから「Focus on Active Task」をもう一度クリックして関連リソースのみを表示します。Alt+ クリック・ナビゲーション (Alt キーを押しながらマウスをクリックすること) を使用すると、より効率的に新規リソースを追加できます。

ビューをフォーカス・モードで表示すると、ノードを Alt+ クリックすることにより、そのノードのすべての子を一時的に表示できます。

エディターのフォーカス

Java エディターなどの一部のエディターでフォーカスがサポートされています。ツールバーの「Focus」ボタンをクリックすると、アクティブなタスクのコンテキストに含まれていないすべての宣言が折りたたみ表示になります。

タスクに基づく表示順序

タスクをアクティブにすると、関心ありの要素が目立つように表示されます。たとえば、「Java の型を開く」ダイアログ (Ctrl+Shift+T) を開くと、アクティブ・タスクにおける関心ありの型が先頭に表示されます。同様に、Java ソース・ファイル内で Ctrl+スペースを押してメソッド名を自動コンプリートする場合、タスク・コンテキスト内のメソッドが先頭に表示されます。

ワーキング・セットの統合

「ナビゲーター」ビューにフォーカスを当てると、その「ナビゲーター」ビューのワーキング・セット・フィルターは無効になります。それにより、それらのワーキング・セットにまたがるタスクで作業しているときに、関心ありの要素がすべて表示されます。特定のワーキング・セット内の要素のみが表示されるようにするには、次のようにします。

「Open Task」ダイアログ

型を開く」スタイルのダイアログは、タスクを開いたとき (Ctrl+F12) と、タスクをアクティブにしたとき (Ctrl+F9) に利用できます。このリストには、はじめに、最近のアクティブ・タスクが取り込まれます。Ctrl+Shift+F9 を使用してアクティブ・タスクを非アクティブにすることもできます。これは、「Task List」ビューを表示せずに、マルチタスクに関してキーボードのみを使用する場合にも使用できます。これらのアクションは、「Navigate」メニューに表示されます。

タスクのハイパーリンク

タスク・エディターで、bug#123、task#123、bug 123 のいずれかの形式のテキストを含むコメントをハイパーリンクにすることができます。これらのテキストを Ctrl+ クリックすると、該当するタスクまたはバグがリッチ・エディターで開きます。

コード・ファイルやテキスト・ファイルなど、他のテキスト・エディターでのハイパーリンクをサポートするためには、そのファイルを含むプロジェクトを特定のタスク・リポジトリーに関連付ける必要があります。この関連付けを行うには、プロジェクトを右クリックし、「Properties」 > 「Task Repository」を選択して、このプロジェクトとともに使用するタスク・リポジトリーを選択します。

エラー・ログからのバグのレポート

エラー・ログ」ビュー内のイベントから、バグを直接作成できます。これにより、新規リポジトリー・タスク・エディターが作成され、エラー・イベントの詳細とともに要約と説明が表示されます。使用中のコネクターにリッチ・エディターがない場合、イベントの詳細はクリップボードに配置されるので、自動的に開く Web ベース・エディターにその詳細を貼り付けることができます。