本製品には、XML スキーマの作成、表示、および検証を行うための XML スキーマ・エディターが備わっています。
XML スキーマは、XML ファイルにおいて、どの要素がどのような組み合わせで許可されるかを指示する、
要素名の公式仕様です。
スキーマは機能的に DTD と同等ですが、XML で記述されています。
また、データ入力、継承、および表示規則などの拡張機能も提供します。
XML スキーマについて詳しくは、以下を参照してください。
XML スキーマ・エディターを使用して、次のことが可能です。
- 複合タイプ、単純タイプ、要素、属性、属性グループ、およびグループなどの、XML スキーマ・コンポーネントを作成および削除する。
- XML スキーマを編集する。
- 既存 XML スキーマを構造化表示のためにインポートする。
W3C Web サイトに掲載されている XML スキーマ仕様が検証に使用されます。
XML スキーマ・エディターのビュー - 「設計」、
「アウトライン」、「プロパティー」、および「ソース」
XML スキーマ・エディター内には、ユーザーによる作業が可能な主要なビューが 4 つあります。
- 設計 - 「設計」ビューでは、スキーマをグラフィカルに編集する方法を提供します。
- アウトライン - 「アウトライン」ビューには、ユーザーの XML スキーマ内の主要なコンポーネントが表示されます。
このビューを使用していくつかのコンポーネントの追加や除去ができます。
- プロパティー - 「プロパティー」ビューでは、ユーザーによる
XML スキーマ・コンポーネントのプロパティーの編集が可能になります。
- ソース - 「ソース」ビューではユーザーが直接ソース・コードを編集することが可能になります。
XML スキーマの状況
スキーマに対して 3 つの状況表示が有効です。これらは右下隅にあります。
- 「書き込み可能 (Writable)」、または「読み取り専用 (Read Only)」。
- (「ソース」ビューのみ) 「Smart Insert」または「上書き」。
これらのモードを切り替えるには、キーボードの「Insert」ボタンを押してください。
- 「行 (Line)」および「列 (column)」番号。