XML スキーマの検証

検証は、XML スキーマ・ファイルの現在の状態が意味的に妥当かどうかを判別します。 エラーがある場合は、「問題」ビューに表示されます。

次の説明は「リソース」パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。

XML スキーマの検証方法は、次のとおりです。

  1. 「ナビゲーター」ビュー内のファイルを右クリックして、「妥当性検査の実行」をクリックします。
  2. 検証が成功しなかった場合は、「問題」ビューを参照して、ログに記録されている問題を確認してください。
    注: 「問題」ビューがフルになっていることを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、 「プロパティー」>「検証」と選択して 許可されるエラー・メッセージの最大数を指定することで、受信可能なエラー・メッセージの数を増やすことができます。

XML スキーマ・エディターの XML スキーマのサポートは、W3C XML スキーマ勧告仕様に基づいています。 W3C Web サイトに掲載されている XML スキーマ 仕様「XML Schema Part 1: Structures」および「XML Schema Part 2: Datatypes」が検証に使用されます。

一部のエラー・メッセージには、「XML Schema Part 1: Structures」文書の Appendix C にリストされているスキーマ制約への参照が含まれています。 それぞれの制約には固有の名前があり、エラー・メッセージではこの名前が参照されます。 たとえば、ct-props-correct.2 というテキストを含むエラー・メッセージが出された場合に、 「Structure」資料でこのテキストを探すと、 このテキストはセクション『Schema Component Constraint: Complex Type Definition Properties Correct』に 関するものであることがわかります。

さまざまなタイプのプロジェクト・リソースを保管する際に、それらが自動的に検証されるように、 プロジェクトのプロパティーをセットアップすることができます。プロジェクトのポップアップ・メニューか ら「プロパティー」>「検証 」と選択します。「検証」ページには、ご使用のプロジェクトに対して実行可能なバリデーターがリストされます。

関連タスク
XML スキーマの作成
関連情報
../../org.eclipse.jst.j2ee.doc.user/topics/tjval.html
XML Schema Part 1: Structures
XML Schema Part 2: Datatypes